
甲状腺画像AI診断システム

例えば、弊社で開発済みの甲状腺AIシステムは、がんのリスクを予測し、精度の高い結果を出すことが可能です。超音波検査では、甲状腺AIシステムにより、異常が疑われる領域を見つける際の診断の医師業務が大きく軽減されます。医師は診断の分析や患者への説明に、より多くの時間を割くことができるようになります。
甲状腺AIシステムは、病変と疑わしき輪郭部位検出機能(CADe、負担軽減・効率向上)と自動診断レポート(CADx、診断質向上)、療法推察(CAP、将来予測)で設計されております。AIアルゴリズムを用いた検出機能(CADe)を超音波画像診断装置に取り込めばリアルタイムで診断が可能な次世代超音波で医師より早く各種病症を見つけることが可能であります。
世界的にも甲状腺結節,甲状腺癌の取り扱いに対する関心が高まっており,弊社のAI診断システムは国際診断基準ガイドラインに厳格化されたTI-RADS評価及び分類により設計開発されました。
優位性機能紹介
病変と疑わしき輪郭部位
検出機能(CADe)
負担軽減・効率向上・早期発見
CADe機能を超音波診断装置に取込むと最も業務効率化の効果が高いファーストリーダー型であり、CADe機能が医師よりも先に自動検出し病変又は異常値を読影し病変候補を特定した後に、医師はCADeが提示した病変候補のみを読影するというスクリーニング効果が期待されます。
TI-RADS評価及び分類による
自動診断レポート(CADx)
品質向上・疾患予防

甲状腺超音波画像現象から点数を取る⇒TR(1-5)分類

TI-RADS分類評価及び分類
画像診断の仕事が完全にAIに置き換わるのではなく,AIにより画像診断の一部を自動化することによって,画像診断医がより診断における複合的な判断に意識と能力を集中させることが可能となり,その結果,AIが医師自身の能力を向上させ,質の高い医療を提供する方向に進んでいきます。
療法推察(CAP)
将来予測
甲状腺節結の治療は外科的な切除が中心的役割を果たしますが、最近は切らずに治す非手術治療として手術に匹敵するラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法(RFA:Radio Frrequency Ablation)を施行しています。
ラジオ波焼灼療法は、国内外で十分な効果と安全性が評価されている新しい治療法です。ラジオ波治療単独の治療成績としては、節結範囲の86~100%の全壊死率が得られ、長期成績も良好とされています。
ラジオ波焼灼(しょうしゃく)療法で良好治療されたビックデータを深層学習し、治療結果を予測推薦し医師の療法判断を療法推察(CAP)支援します。
この機能は世界初であり、診断だけでなく具体的な治療案を提案します。甲状腺節結の切除からラジオ波焼灼療法により、甲状腺機能が低下し、甲状腺ホルモンがつくられなくなる事を避けることが可能になります。
炎症診断機能
甲状腺の炎症は、ウイルス感染症や自己免疫疾患によって引き起こされることがあります。AI診断システムは炎症がある場合に自動的に推察し、医師に情報を提供します。この機能は世界にみても先進的な機能です。
国際診断基準
弊社の甲状腺AIシステムは国際診断基準に厳格化されたTI-RADS評価及び分類により設計開発されました。日本超音波医学会の甲状腺結節超音波診断基準もありますが、国際診断基準であるTI-RADSTI評価及び分類よりも簡略化されています。
国際標準化された甲状腺AIシステムの活用より、医師の効率が高まるだけでなく、業務の国際標準化も自動的に採用することになります。
医療現場活用事例
国際診断基準(TI-RADS分類評価及び分類)を満たした設計
中国上海同濟大学付属病院、
北京中西医結合病院等医師から
高い評判を得ています。
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