MedBank株式会社、「順天堂大学AIインキュベーションファーム JASTARプロジェクト第2期 DEMO DAY」に登壇
MedBank株式会社はJASTARプロジェクト第2期採択された企業として2025年3月18日(火)、順天堂大学大学院医学研究科AIインキュベーションファームとLINK-Jは「順天堂大学AIインキュベーションファーム JASTARプロジェクト第2期 DEMO DAY」に登壇し、同社の最先端医療画像AI技術について発表を行いました。
順天堂大学では、AIインキュベーションファームの「ヒトにやさしいデジタルヘルスの実現」と「次世代医療エコシステムの構築」に向けた取り組みとして、社会課題の解決に挑むスタートアップ企業を支援するプロジェクト「Juntendo University AI Incubation Farm MedTec Startup acceleration project (JASTAR)」を立ち上げました。昨年6月には第2期採択スタートアップ企業発表イベントを開催しました。 そしてこの度、JASTARプロジェクト 第2期DEMO DAYを執り行いました。
「JASTAR」プロジェクトに採択された企業様より、プロジェクトでの取り組みについてご講演して頂き、順天堂大学 教授 aif 副センター長 矢野 裕一朗 氏より「AIインキュベーションファーム 2024年度の振り返りと2025年度の展望」というテーマ講演を頂きました。パネルディスカッションでは「デジタルヘルスを今後どう活用していくか」をテーマに登壇者の皆様のお話をお伺いしました。

MedBank株式会社 プレゼンテーション
■ パネルディスカッション「デジタルヘルスを今後どう活用していくか」
<パネルディスカッション参加者>
服部 信孝 氏 AIインキュベーションファーム センター長、順天堂大学 学長補佐、神経学講座 主任教授
矢野 裕一朗 氏 AIインキュベーションファーム副センター長、順天堂大学大学院医学研究科 総合診療科学 教授
吉原 宗雄 氏 株式会社SBI証券 執行役員専務 営業本部長
尾西 祥平 氏 三浦法律事務所 弁護士
阿部 博 氏 有限責任 あずさ監査法人 常務執行理事
村田 祐介 氏 インキュベイトファンド株式会社代表パートナー
高橋 俊一 LINK-J事務局長(モデレーター)

主催側とJASTARプロジェクト採択企業
■ 主催:順天堂大学大学院医学研究科AIインキュベーションファーム
共催:一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン
■ グローバル市場に向けた最先端の癌診断AI技術開発
MedBank株式会社は、2027年までに、日本発の世界トップクラスの全癌病理診断生成AIシステムの構築を目指しています。
その実現に向けて、今後数十億円規模の資金調達を計画しており、主な事業目的は全癌の病理診断AIモデル(20種類以上)の開発と実装です。
また、当社の全癌病理診断生成AIシステムは、日本発の高度な技術を基盤に、グローバル市場への展開を前提に設計されています。すでに各国の法規制や市場調査を完了し、実用化に向けた準備が進んでいます。さらに、MedBank株式会社の運営チームは、日本、アメリカ、韓国、中国のAI、専門医、医療機器管理の分野で豊富な経験を持つグローバルな高度専門人材で構成されていることも大きな強みです。この多国籍な専門チームが、各国の市場ニーズや規制要件を理解し、最適な戦略を策定・実行することで、世界市場において競争力のあるAIソリューションの提供を実現します。
■ グローバル市場の展望
市場調査によると、グローバルデジタルパソロジー市場は2030年までに300~600億米ドル規模に達する見込みです。また、WHO(世界保健機関)の基準から判断すると、世界中で2万~7.5万人の病理医が不足しており、病理診断の効率化と精度向上が急務となっています。これを受け、MedBank株式会社では、PMF(Product Market Fit)の観点から、顧客の課題を満足させる製品を提供し、会社規模200~300名で、6,000~25,000人の病理医チームに相当する業務の実現を目指しております。
■ 戦略的パートナーシップの資本提携
MedBank株式会社は今後VC、CVC、事業会社との戦略的パートナーシップの構築を視野に入れており、投資や協業に関心のある企業・投資家の皆様との連携を積極的に模索しております。医療AI分野の最先端技術にご関心をお持ちの方は、ぜひご検討いただけますと幸いです。
MedBank株式会社は、今後も医療AI分野の技術革新を推進し、医療現場への貢献を目指してまいります。
■ お問い合わせ先
MedBank株式会社 広報担当 info@medbank.co.jp